コンサルティングのビジネスモデルの最後はコンテンツ

コンサルティングは、優秀な人材を仕入れとし、優秀な人材を売り物(売上)にする。 基本的に労働集約モデルになる。

ビジネスをスケールするためには、段階的に進める必要がある。

 

1.コンサルタント フェーズ

コンサルタントで評判があがり、顧客がついたら、 顧客の悩みを解決するのではなく、 顧客のビジネスをプロデュースすることになる。

 

2.プロデューサー フェーズ

ブランディングからビジネス展開。 コンサルタントではなく、プロデューサーだ。

顧客のプロデュースができるようになると、ビジネスを作ることを支援できる。

この段階で、ビジネスの汎用化ができるため労働集約が少し軽減されるが、 新たな分野の開拓は優秀なプロデューサー頼みになるのは否めない。

 

3.コンテンツビジネス フェーズ

プロデュース時期の次の段階はコンテンツビジネス。

これまで培ったノウハウを、書籍、記事として世に出していく。 ここでやっと労働集約から解消される。

ここでやっとビジネスモデルとして安定する。

 

この段階にはかなりの時間を要する。 数年ではなく数十年かもしれない。

と考えると、このビジネスモデル、他の商売と比べてどうなのだろうか!? と思えてくるが、自己実現が目的であれば最後の段階までくると大成功だ。 一方、商売として成功することが目的なら、別の分野のビジネスをするほうがよいのかもしれない。

最終的には個人が主観的に判断することなのだと思われる。