2012年のWeb

今年のWebがどのようになっていくか、僕が想像することを書く。

今年は、パーソナライズ。 もう何年も前から誰でも言っていることやね。

ただ、昨年の震災により日本だけ特別な動きになっていくと思う。 グローバル→日本→地方→個人 という形へ流れが加速すると思う。

今まではマクロな発展が必要であり、 『日本』という国が強くなることを求めていた。 今年は、『日本』の強さは、総合的なものではなく、奇襲攻撃のような形で現れるんじゃないかな。

広告もみんなが好むものではなく、個人が好むもの、 WebもFacebookがやっているようなソーシャルネットワークな世界ではなく、ほんとに個人的なものになっていくんじゃないかな。

個人に対して訴え、個人に対して商売して、個人から利益を得る。 利益はすごく少ない。 これが全国で起こるので、需要はいっぱいな感じ。

Webが活躍する方法は、個々では各々の需要に応えて発展していくんだけれど、自由に共有化されるオブジェクトが出来ていき、それをつなぐ。 今まで、共有化というのは、協力して共有化していく形が多かったんだけど、 共有化するのではなくWebはその共有物 を取りに行くためのツール。 落ちていて、誰でも使えるようになっている。

これは、今は排除されてしまったP2Pなんだけどね。。。

各地方では、究極に洗練されたものが出来ていく。 しかも、他の地方で洗練されたものを組み合わせつつ。 ただ、あくまでその地方、地域、個人のみに有効なもので汎用的なものではない。

なんか、バラバラな感じがするけど、視点をグローバルに切り替えると、日本の各地方に様々な洗練されたものが散らばっている状態になる。 諸外国にとってすごく魅力的なモノも出てくる。

日本の技術の復活は、こういった形で出てこないだろうか。

半分妄想みたいだけど、本当にそんな流れな気がしている。

本当にいい物を作ることが出来る日本になっていくんじゃないかな。

Webというより、日本の産業みたいな感じになったけど・・・

さて、2012年どうなるでしょうか。