市川海老蔵が監修した初春花形歌舞伎『石川五右衛門』を観てきた。 ネタバレを抑えつつレポート。
海老蔵の密着ドキュメンタリーが昨年に続きお正月にあり、海老蔵の歌舞伎が観たいと思い観に行った。
概要 -----------------------------------------------------
代々の團十郎が演じてきた天下に轟く大泥棒として知られる石川五右衛門の物語を、海老蔵がストーリーから監修し新石川五右衛門に挑んだ作品(2009年)のさらに進化版。
主要キャスト -----------------------------------------------------
石川五右衛門:市川海老蔵 ワンハン:中村獅童 豊臣秀吉:市川右近 茶々:片岡孝太郎
場所 -----------------------------------------------------
新橋演舞場 http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/
上演時間 -----------------------------------------------------
- 序幕 11:30-11:55
- 幕間 5分
- 二幕目 12:00-12:45
- 幕間 35分
- 三幕目 1:20-2:05
- 幕間 5分
- 大詰 2:10-3:00
2幕目と3幕目の間は35分あるのでお昼ごはん。 歌舞伎ではお弁当食べるのが定番のようなので、お弁当を食べた。
新橋演舞場の入り口近くで、入場前に購入した。 結構人気で行列。 すぐに売り切れてたので、買いたい人は少し早めに行って買うことをすすめる。
味はとてもおいしかった。 1,000円ちょっとでこの味だと、とてもコストパフォーマンスよいなと感じた。
今度行く時も買おうと思う。
感想 -----------------------------------------------------
ストーリーやセリフはとても分かりやすくなっていた。 以前観た歌舞伎は、もう少し難しかった。
歌舞伎を観るときはあらすじ本を買って予習したり、解説イヤホンを借りることも多く、海老蔵が若い人にも来てもらいたいということで、色々と試行錯誤しているらしい。
3階席だったので、花道での演技は少し見にくい場面もあった。 ただ、主舞台での演技やセリフは問題なく、迫力も伝わってきた。
主要キャストが豪華なのと、演出も少しユーモアを入れたり、セリフも分かりやすい。 天井からワイヤーアクションでの五右衛門登場、チャンバラ、見栄など目を引く演出も多い。
3時間半劇場にいたけれど、あっという間の時間だった。 はじめて歌舞伎を観る人でも楽しめる内容でオススメ。 ぜひ行って欲しい!