2010年総括(仕事)

仕事について

2010年は仕事忙しかった。 それは、一年のカレンダーを見返して最近振り返って気づいた。 働いている時はこなしていたので、それほど感じていなかったけど。

京都、東京、上海。 今年は色々な場所を拠点に仕事した。 あと、色々な種類の仕事もした。 ソリューション、社内商品の開発、上海オフショアへの取り組み、社内組織に関する業務などなど。

まず、前年からの問題でいつもリソースが原因で為すべきことが出来ないという感じになっていたので、 出来ないとか言わずに全部やりゃいいじゃんという考えに至った。 なので、僕一人が出来ることは全部やった。 全部100%で。

案外できた。 ソリューションでお客さんと素敵なものを作り上げ、既存システムの運用もし、社内商品の開発もしたし、オフショアの価値や存在意義を高める動きもした。 また、社内の組織や役割についてもシステムチームの枠を超えて考えて、上司や同僚にぶつけたし、2011年の体制が自分が考えていたものに近付いたと思う。 それもパラレルに。 そりゃ忙しいわ。

実は2009年に考えていて、2010年に行動し実現できた感じだ。

場所と物事を選ばずに全力でやったことで、案外出来るということが分かったのと、人や場所によっては出来ないことがあるんだということが分かった。 自分が出来ないことは分かるけど、人が出来ない部分についてはなかなか認識するのが難しい。 でも、今年はこれが認識出来た。

書いているとすごく抽象的なことばかりだけど、すごく具体的なことが分かった。 具体的に分かったことを箇条書きにしておく。

・場所は特に重要ではない 作業場自体は固定でなくともどこでも出来る ・人により、場所がすごく重要 心情面で土地への愛着というものがモチベーションにも影響。論理的に考えられるものではない。 ・システム設計は重要 システムの設計を簡易化する取り組みをやったけど、うまくいかない部分が出た ・システム設計は、自然と出来るものではない 順序を踏んでちゃんと考えながらやる必要がある。また、経験が必要。プログラムが書けるから設計が出来るというのは間違い ・やりたいことがない人が案外多い 自分の考えとして、やりたいことがあってそれに向かうのが一番やりやすいんだけど、やりたいことを持ってる人って少ない。これは反対に、言われる通りに動く事に違和感がないというメリットもある。僕なんかはやりたいことがいっぱいあるにで、人に言われてやるのは好きではないw ・営業には色々な方法がある 信頼という営業の力を再認識。これは忘れてはいけない営業力。仕事がない時、信頼を得られているかをちょっと考えてみたらいいと思う ・人は反発する 人間は基本的に現状維持を目指すため、反発することが多い。ただ、冷静に考えると、相手の言い分も間違ってないし、自身も反発するほどではないことに気づく。 ・世渡りベタ 自分の考えが絶対だと思ってしまう。なので、優秀な周りの人を利用出来ない。相手が出来ることは自分も出来ると思いがち。実は相手の方が出来ることはいっぱいあるけど、私利私欲や私情によって使えるのに使わない。 ・自分でやっちゃう まかせられない。これはマネジメントの基本ですが、まかせないといつまでも自分しか出来ない。失敗を恐れると完璧を目指すためまかせられない。実は発展を妨げているのは自身のまかせられないとい恐怖心。 ・継続は力なり 続けていくことは大切。気づいたら力になっている時がくる。

まだ色々ありそうだけど、このようなことに気づいた。 実は2010年前半は、自分の思うように進まないじれったさを感じ、独立も視野にいれたりしていた。 ただ、後半になって色々成果が出てきたり、未来が見えるようになってきた。 いい年だったと思う。

なんか書いてると本当に抽象的w でも、自分の中ではとても具体的ですっきりしている感じ。 来年以降の方向性もはっきり。

新年からのことについては、また年明けてから。