free addressのすすめ

「free address」といって、会社に所属しならが机を持たずに働くという考え方がある。

僕はここ2,3年ぐらい、京都、東京、上海など、ひとつの場所に留まらない形で働いている。 自然と「free address」になっている。

そこで、「free address」でどのようなツールが、どのような場面で役に立つかをまとめてみる。

基本的に、ひとつのツールのみではうまくいかない。 適材適所、メリットがある部分を組み合わせて使えばハイパフォーマンス。

 

ツール  メリット・デメリット 活かせるシーンなど
直接会う  メリット ・話が早い ・心情面のカバーが出来る。安心感、信頼感、共通意識、親近感など。  ・プロジェクトの序盤には必須。これは今後どんなツールが出てきてもなくならない手段。 また、定期的に必要。雰囲気、気配など感じられるのはこの手段のみ。
デメリット  ・メンバーが複数の地域にいる場合コストがかかる ・時間調整が大変 
固定電話  メリット  ・ 細かく伝えることが出来る ・会社であれば普及率は高い ・通話品質がいい   ・複雑で文章で説明しにくい部分を伝える場面 ・会社同士の場合 
デメリット ・コストがかかる ・片手がふさがる ・要件をまとめず話すことがある  ・記録が残らない 
携帯電話  メリット   ・ 細かく伝えることが出来る ・個人レベルで普及率は高い ・比較的通話品質がいい  ・複雑で文章で説明しにくい部分を伝える場面 ・外出先など固定電話のない場所で利用 
デメリット  ・固定電話よりコストがかかる ・片手がふさがる ・要件をまとめず話すことがある ・電波や電池に左右される場合がある  ・記録が残らない 
メール  メリット   ・時間を選ばない ・要件を文章で整理して伝えられる  ・記録として残る  ・記録として残す場合 ・時間を選ばない場合  
デメリット ・相手が読まない場合がある(いつ読むか分からない) ・件数が増えると見逃す場合がある ・書くのに時間がかかる場合がある 
チャット  メリット  ・送信、受信がリアルタイム ・ 言葉で伝えられない文字などを伝えられる(URL、商品の正式名所、人の名前、感じなど) ・複数人で利用出来る  ・別の拠点、海外など離れた場所とのやりとり ・ 複数人で情報を共有しながら進める場合(Q&Aの共有、作業同時指示) 
デメリット ・長いやりとりは時間がとられる ・伝わりにくい場合がある 
テレビ会議 音声チャット  メリット   ・映像付きの場合直接会わずに顔が見える ・インターネット回線のため通信の追加コストがない  ・別の拠点、海外など離れた場所とのやりとり ・複数人で会議 
デメリット ・会うことに比べて雰囲気(気配)などが伝わりにくい  ・機材が必要  ・品質が回線に左右される